年末の大掃除などで急な腰痛に悩まされたりすることのないよう、腰痛の予防法を紹介します。
(1)ふだんから足腰を鍛える
車に頼らず、背骨をとりまく筋肉や靭帯などを強化しておく。
(2)体の柔軟性を保つ
習慣的にストレッチ体操等を行ない、体の柔軟性を保っておく。
(3)運動前には必ず準備体操をする
急な運動開始は避け、充分なウォームアップをする。
(4)長時間の同一姿勢を避ける
座りっぱなし、立ちっぱなしは避け、適度な休息、体操を取り入れること。
運転、デスクワーク等は椅子を調整し、正しい姿勢を保ち、麻雀などで長時間床に座るときは、
座布団等を折曲げ腰掛けるようにするとよい。
(5)重い物は慎重に持つ
重い物は膝を曲げ、腰を落としてゆっくり持ち上げる。無理に一人で持ち上げたり、
重い物を持ったまま腰をひねったりしないこと。
(6)栄養を適切にし骨を強く保つ
骨の老化を防ぐ原則は、カルシュウム等ミネラルを適切に摂取し、適度な運動により骨に荷重をかけることにある。
使わなければ弱くなる。
(7)体に合った寝具を使用する
ベットや布団、まくら等の弾力性が不適切だと就寝中に背骨に思わぬ負担をかけることがある。
腰痛には内臓の病気等によって引き起こされるものもあります。症状によっては医師に相談するようにして下さい。