最近マスコミなどでも良く耳にする『骨粗しょう症』という言葉をご存知でしょうか。

骨粗しょう症の症状は

骨がもろくなることにより、骨の変形や骨折が起こりやすくなり様々な痛みや機能障害の原因となります。
たとえば背骨の変形や圧迫骨折では、腰痛・背部痛・頚部痛が生じ、腰や背中が曲がってしまったりします。四肢骨では変形性関節症による関節痛の原因となります。

これらの疼痛や骨折などにより寝たきりの生活を強いられる結果にもなりかねません。

骨粗しょう症の予防と治療

  1. 食生活の改善
    カルシュウム、タンパク質、ビタミンDの摂取(別表参照)を 心掛けましょう。
    ビタミンDは カルシュウムの腸管からの吸収と骨形成を促進します。
  2. 適度の運動の励行
    心身の老化を防ぎ、適度な刺激を骨に与える必要があります。
    散歩や体操など無理のない運動を毎日根気よく続けて下さい。
  3. 日光浴の励行
    日光の紫外線が体内でのビタミンDの産生を促進します。
  4. 薬による治療
    医師の管理下で活性型ビタミンD製剤、ホルモン製剤等が必要に応じて使用されます。

カルシュウムの多い食品

小魚・牛乳・乳製品・ごま・ブロッコリー・豆腐等

ビタミンDの多い食品

さんま・かつを・ぶり・いわし等